2020-01-01から1年間の記事一覧
リーグ戦は小休止ということで、今更にもほどがありますが、2020年3月期決算について振り返ってみたいと思います。 結論からいきましょう。10億円の赤字(純損失計上)、減収減益(売上と利益が減少)です。 柏が10億円超の赤字もJリーグ「攻めの予算。特に…
【予習】をしてみよう(ここは読まなくて大丈夫) ガンバ大阪を定量的なデータから見る データから見る長所 データから見る不得手 実際に試合を観た印象 攻撃 守備 2試合を振り返って 【本題】柏レイソルはどう立ち向かうのか ①背後のスペース目掛けて蹴っ飛…
柏のプランと【4312】による前進 自陣でのボール保持について 柏のボール保持から試合が始まりました。鳥栖の非保持は【442】。陣形をミドルゾーンにセットし、2トップは大谷へのパスコースを消しながら、味方の位置に合わせてプレッシングをスタート。後方…
良記事と戸田さんのレビュー動画をシュアします。正直、この2つだけで充分だと思いました。 昨日の4312は、なぜガンバに対して優位を得られたのか?というのを監督・選手のコメントを拾いつつ説明。その上で、「システムはあくまで相手ありき」という着地点…
柏のビルドアップ、前進について ルヴァン杯・セレッソ戦と同様に【532】で試合に臨みました。 清水は、ボールを保持することで主導権を握るゲームモデルを採用しています。ボールを持つことを強みとする相手を無効化、ネルシーニョ監督風にいうところの”ニ…
試合は、ボールを保持したい柏vs撤退からカウンターの機会を窺う鹿島といった構図で推移しました。 鹿島が撤退を選択した理由3つの理由 保持しながらの前進・攻撃は、柏の長所であるカウンターの機会を誘発すること そのカウンターを防ぐためには、トランジ…
柏のゲームプラン ネルシーニョ監督 自分たちは幅を使ってじっくりボールを動かしながら攻撃の入口を見つけようというプランでこのゲームに臨んでいたが、相手の人数の揃ったコンパクトな守備に攻撃を阻止されるというシーンが非常に多かった。 柏のプランは…
疑問1:なぜ劣勢だったのか?(特に前半) 答え:神戸のポジショナル・プレーに守備(プレッシング)の基準点を崩されたから 前半の戦い方が良くなかった。(中略)どうしても守備においてラインが低くなってしまう時間帯が続き、相手にそこを突かれてボー…
結果は残念なものとなりましたが、内容は悲観するものではありませんでした。ネルシーニョ監督も「内容は今季一番」との認識を示し、自分たちの現在地が間違ってはいないこと、継続することの重要性を選手にも伝えたとコメントを残しています。 (内容は今季…
ネルシーニョ監督のコメントが簡潔明瞭に全ての疑問に答えてくれています。個人的にいくつか生じた疑問がありましたので、ネルシーニョ監督のコメントを参考に解釈していきます。 疑問1:今日のゲームプランは? 答え:撤退で耐えながら、相手の背後にある…
コンパクトな守備から、前線の選手のスピードを生かした速いカウンターを長所としている ネルシーニョ監督は、名古屋についてこのように分析しました。一言で表現するならな、堅守速攻です。自陣に442のブロックを形成し、奪った瞬間にアタッカーの質的優位…
いかに前節で簡単にボールをロストしていたかを映像を用いて説明をし、選手たちの対話に基づいて戦術の理解を深めようとこのゲームに向けて準備してきた。(中略)前節うまくいかなかったポジティブトランジションという局面でのチームとしての戦術は非常に…
ミッドウィークで時間もないことから、簡単かつ手短に振り返る。先制点について、少し強引に理由を付けてみるエントリー。 前半もしっかりと守備が機能していた。相手が前がかりに攻撃を仕掛けてくる時間帯もあった。前半は守備が機能していたが、ボールを引…
長えよ!と思った方は※太字だけ読んでもらえばある程度は内容がわかるようになっています。 今節の勝因は、攻撃が良かったことだと考えます。 それを踏まえて、 湘南の532脇から前進 ハイプレスにロングボールという定石 良い[攻撃]は、良い[守備]から …
※太字だけ読んでもらえばある程度は内容がわかるようになっています。 敗因は、川崎にボールを握られてしまったことです。ボールを川崎に渡したことで、主導権を握られたまま時間が推移していきました。 今回は、なぜボールを握られてしまったのか?について…
タイトルに意味は全くありません。リゼロの2期が昨夜から始まりました。私は、猛追という表現が相応しい勢いで1期を消化しております。 今回はネルシーニョ監督のコメントを出発点として書き進めていきます。 コメントは公式サイト、または柏フットボールジ…
タイトルに深い意味はありません。 堅い内容の試合となったことから、退屈に感じた方も多いのではないでしょうか。停滞感・・・世界はそれを”塩試合”と呼んでいます。 個人的には、ネガティブな響きなので好きな言葉ではありません。特に、お互いに意図があ…
底辺銀行員が柏レイソルの財務諸表を読んでみるブログ(損益計算書・収益編) - 羊をめぐる冒険 底辺銀行員が柏レイソルの財務諸表を読んでみるブログ(損益計算書・「費用」「利益」編) - 羊をめぐる冒険 ・クラブの規模拡大とは何を指しているのか?・な…
損益計算書の「費用」および「利益」編です。 今回は「そのお金の使い方は、未来に繋がっていますか?」という話をします。 前回からの引用ですが、前提を頭に浮かべながら進めていきましょう。 ※今回も2019年3月期を「当期」と呼びます。 初めに会計期間を…
ネル一次政権、達磨さんと続いたので、今回は下さん時代の試合を振り返ります。 ポジショナルフットボール教典 ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル 作者:リー・スコット 発売日: 2020/04/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) 先日、この本…
柏レイソルの財務諸表を読んでみます。 表題にも記載しましたが、底辺銀行員(入社5年目)です。職業柄、日常的に財務諸表に触れていることから、いずれレイソルについて書きたいと考えていました。昨今の事情から、自宅にいる時間も増えています。勉強も兼…
淡々と書いていきます。第二回目は、2015年のACLから準々決勝1stレグ広州戦。 平日(火曜日)の日立台に14,000人もの動員は、この試合に懸ける思いを物語っています。 ACLの準々決勝という舞台はもちろん、2年前の雪辱に燃えたサポーターも多かったはずです…
HDDの奥底に眠っている録画を見返す良い機会だと思いました。 大雑把かつ面倒臭がりなので基本的に試合の録画はしていません。DAZNになってからは特に、アーカイブも残るので・・・。 それでもHDDを見返すと、スカパー!時代のリーグ戦や地上波で放送したACL…
たまには過去を振り返ることも必要ではないか、と思うのです(唐突)。サッカーがある生活、レイソルがある生活こそが日常なのだ、と何気なく使っていた言葉や当たり前だと思っていた考えが、いとも容易く根底から覆されてしまう現実。日立台。あの空間、あ…
誰が読むんだ!というニッチ過ぎる記事を書きました。独断と偏見でレイソルの選手でμ'sを例えてみました。各メンバーの上段がキャラの紹介、下段が選出理由となっています。異論は認めます。バシバシご意見ください。穂乃果→クリスティアーノ海未ちゃん→カマ…
トランジションとは何ぞ 札幌は俗に言う可変システム。攻撃と守備とで立ち位置が変わる。それは「変える」ことに時間を要することでもあるので、トランジションで刺したい。ただ、札幌の試合を観ていないのでその辺のケアの仕方はわからない。— 羊男 (@hitsu…
先発メンバーの世界三大カップとの変更点は、ハムストリングを痛めた航輔→新加入のキム・スンギュと、ルヴァン杯の規定である 「全ての試合において2020年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1名以上先発に含める」 に基づく、ヒシャ→2年目の山…
物凄くどうでもいい個人的な今年の目標として、試合の感想を文章にしていこうと思う。 仕事で文章を書く機会が増えたから練習のため、練習といえども一定の緊張感(人に見られる)を確保するため、脆弱な記憶力を補完する備忘録(試合の記憶がすぐなくなる)…